一筋縄ではいかないピロリ菌検査

この記事は、先に下記の2つの記事を読んでから読むことをおすすめします。

市民病院で胃カメラ検査を受け、胃潰瘍と診断されたケロミ。
念のためピロリ菌検査もしておいた方が良いとすすめられ…。

1回目のピロリ菌検査

1回目の検査は血液検査でした。
確か胃カメラをした同日にやってもらったような気がします。

菌は胃にいるのになぜ血液検査で感染がわかるのか?
ピロリ菌に感染していると菌に対する抗体が作られるため、血液中にこの抗体があるかどうかを確認することで陽性・陰性を判断しているらしいです。

検査結果は2週間後に教えてもらえるとのことでした。
そして、肝心の検査結果なのですが…物凄く微妙な感じでした…。

医師曰く、

  • 通常はピロリ菌感染していると抗体濃度の数値が10以上になる
  • 感染していない場合の数値は1~2程度(本来0になるはずだが検査精度の問題でちょっとだけ出てしまうことがあるらしい)
  • ケロミの場合この数値が7程度あるので、完全には陰性とは言いきれない
  • かといって基準値未満なので陽性とも言えず、これだと保険適用による除菌もできない

せっかく検査したのにこんな中途半端な結果になるなんて…。

なぜこんなことになってしまったのかというと、免疫力が低下していると抗体を作る能力も落ちてしまうからです。
当時の私はストレスにやられていてたので、そのせいで免疫力が落ちていたとしてもしょうがない状態。
そもそも免疫力が落ちて抗体が生産できなくなってしまったからこそ、ピロリ菌の活動が活発になって胃潰瘍ができたとも考えられるわけで…。

医師「もし心配なら、もう1つ別の検査をすることもできますけど」

ケロミ「じゃあ検査します。7も出てるならたぶん感染していると思います…」

ということで、まさかの再検査です!

ただ、私は胃潰瘍の治療でタケキャブという薬を処方されていたのですが、この薬を服用中にピロリ菌検査をするのはよろしくないとのこと。
しかし、現時点ではストレスの原因を断てていないので、ここで薬の服用を止めてしまうのは危険です。
そのため、2回目の検査に備えて薬の種類を変えることになりました。

今回処方された薬は、

  • ファモチジンOD錠20mg

この薬はこれまで服用していたタケキャブに比べると効果はマイルドなのですが、そのぶんピロリ菌検査に与える影響も少ないらしいです。

薬は3週間分処方されましたが、ひとまず2週間後に2回目の検査を聞きに来るということになりました。

2回目のピロリ菌検査

2回目の検査は呼気検査というものでした。

1回目の血液検査は抗体検査でしたが、呼気検査は抗原検査です。
胃の中のピロリ菌の数を直接計るので、血液検査より精度も高く信頼できます。

ざっくりとした検査の流れは以下のような感じ。

  1. 検査前の呼気を採取(袋が満タンになるまで息を入れる)
  2. 検査薬を飲む
  3. しばらく横になって待機
  4. 2回目の呼気採収

血液検査と違って痛くもないし、検査精度も高いなら最初から呼気検査で良かったのでは?と思いましたが黙っておきました。

前回処方されたファモチジンがまだ残っているので、今回は薬の処方はなしです。
1週間後、薬が切れる頃にまた病院へ行って検査結果を聞くことになりました。

そういえば、この呼気検査をする際は絶食しておく必要があります。
なおさら胃カメラの日にやっておけば良かったんじゃあ…。

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