昨日確定申告に行ってきました。
いままではあまり病院へ行くことがなかったので確定申告も楽だったのですが、去年は病院へ行きまくっていたので医療費控除の申請が面倒…。
医療費控除の対象になるのは、
- 所得が200万円以上の方
→1年間に支払った医療費の合計が10万円以上の場合 - 所得が200万円未満の方
→所得の5%以上の場合
です。
私は去年は8月までしか働いておらず所得も140万円くらいしかなかったので、約7万円以上で控除対象になります。
わからなければ迷わず相談しましょう!
わかる人は自宅でスマホで申請しても良いのですが、私ははじめてで色々勝手がわからなかったので会場で手続きすることにしました。
お住いの自治体にもよるかもしれませんが、私の行った会場では税理士コーナーというのが設けられていて、難しい部分については税理士さんに相談しながら書類作成ができるようになっていました。
私が今回気になっていたのは、以下の3点です。
- 医療費のお知らせのはがきの額と実際に支払った領収書の額が違うが、どちらの額で申請すれば良いのか
- 医療費のお知らせに記載のない分は明細書が必要らしいが、記入方法がわからない(日ごと?月ごと?施設ごと?)
- 発達障害の検査を受けているが医療費控除の対象になるか
回答としては…
医療費は「医療費のおしらせ」の額でOK
医療費のおしらせと領収書の額が違う場合、医療費のおしらせ優先で良いそうです。
おそらくどっちでも良いのでしょうが、領収書の方を採用すると明細書に書き換えないといけないので手間がかかります。
医療費の明細書は人・施設ごとにまとめて記入
明細書の書き方ですが、まず人ごとに分けて記載します。
そしてさらに、施設ごとにわけて記載します。
たとえば家族の分をまとめて申告する場合、お父さんと子どもが同じ病院に通っていたとしても、人が違うので明細に記入する際はそれぞれ分けて計算し、行をわけて記載しなければいけません。
これから申請に行かれる方は、あらかじめ領収書を人・施設ごとにわけてまとめておくと、明細書を作る時とても楽ですよ。
私は月ごとにわけてファイリングしていたので、向こうに行ってから領収書をまとめ直さなければいけなくて少し面倒でした。
来年からは気を付けないと…。
発達障害検査の費用は医療費控除の対象になる
保険適用外の検査・施術については内容によって医療費控除の対象となるものとならないものがあります。
発達障害の検査については、治療の一部とみなすことができるため控除の対象になるとのことでした。
保険適用外だから無理かなぁと思っていたので、控除対象になると言われて少し驚きました。
いや~、実は検査だけで2万円以上かかっているので、これが対象になるかどうかで結構額が変わってくるんですよね。
家で計算した時に検査費を含まないと7万円代だったので、結構ギリギリなラインだよなぁと思っていたのですが、検査費込みだと10万円超えましたね。
控除対象にならないケースもあるかも…
とはいえ、もしかすると私の場合は検査結果が障害がありだったため対象になったという可能性もあります。
「検査したけど発達障害ではありませんでした」ということなら、異常はないのにただ検査を受けただけということになるので、控除の対象にはならないかもしれません…。
実際、健康診断も健康な方が自費で受ける場合には医療費控除の対象にはなりません。
しかし、診断の結果異常が見つかってその後の治療に繋がったということなら、治療前の診察と同じようなものとみなされるため医療費控除の対象になるようです。
この辺りは本当に微妙なので、迷うようなら明細を作る前に会場に行って相談してみた方が良いと思います。
特に検査結果がグレーゾーンだった方とかね…完全な発達障害とは言えないけど定型発達でもないし、かなり微妙…。
私も発達障害なのでわかるのですが、コミュニケーションに苦手意識があると、相談に行くのも面倒で、
「もう控除とかいい!手間の割りにはどうせ大して戻ってこないし!」
とか思っちゃいますよね。
でも、その辺りは意外と大丈夫でした。
私も行くまでは「明細も自分で書けないなんて」と責められたり馬鹿にされたりしたら嫌だなぁと思っていたのですが、
向こうとしては毎日たくさんの人が確定申告に来ているわけですし、もう流れ作業と化しているので1人1人に感情的になるほど注力してません。
淡々と捌いているという感じでした。
医療費控除のことばかり気にしてマイナンバーカードを持って行くのをすっかり忘れていましたが、それでも申請できましたし、行ってみれば意外となんとかなるものです。
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